エンタメ消化器官

様々なエンタメ作品に対する個人的な感想

2023年1月中に観た映画をまとめてみました。

※ネタバレをいとわない形で書いています。未見の方や、ネタバレを一切踏みたくないという方が閲覧する場合はご注意下さい。

 

主観ランキング(2023年1月)

映画館、自宅問わず、2023年1月中に観た映画について、「映画」として観た場合に自分が好きだなと思った順に並べてみました。主観で並べているので当てになりません← 完全に独断と偏見ですが、なんらかの参考になれば…… なるのか……?

 

 1位 セブン
 2位 アンドリューNDR114
 3位 時計じかけのオレンジ
 4位 MEN 同じ顔の男たち
 5位 Swallow/スワロウ
 6位 アバター:ウェイ・オブ・ウォーター
 7位 すずめの戸締まり
 8位 コンフィデンスマンJP 英雄編
 9位 かがみの孤城
10位 ライトハウス
11位 YAMAKASI ヤマカシ

 

以下にそれぞれの感想をまとめていきます。

 

セブン

あらすじ

ブラッド・ピット主演 × デビッド・フィンチャー監督
モダン・サイコスリラーの傑作
2人の刑事(ブラッド・ピットモーガン・フリーマン)が追うのは、怜悧な頭脳を持つしたたかな連続殺人鬼。男は七つの大罪のいずれかに該当する者を狙い、おぞましい殺人を繰り返していた。苦痛と絶望が蔓延した、雨のそぼ降る陰鬱な街を舞台に展開される傑作スリラーに、グウィネス・パルトロウも共演。恐怖の本質を知り抜いたデビッド・フィンチャー(『ファイト・クラブ』、『ゾディアック』、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』)が放つ、肉体と精神と魂のアクション。そして最後には観る者の心を食い破る、驚愕のクライマックスが待つ。

引用:下記サイトより

warnerbros.co.jp

感想

Amazonプライム・ビデオ(字幕)にて鑑賞。

絶句。驚愕。そんなラストありか。すげえものを観たという気持ち。なんだ? 天才か?? パニックになりながらヤバさがじわじわ押し寄せました。これはヤバい。観ないと勿体ないレベルです。文字通り言葉を失いました。今まで観てきたサスペンスの中でも最高峰、なんでもっと早く観なかったのか、という後悔すら湧いてきます。世の中にはまだまだ素晴らしい作品が溢れているのですね。希望が持てます。いやこの作品の内容から希望もらってたら危ないけど。

グロが苦手な人には素直にオススメするのは難しいかもしれませんが、ラストの葛藤と困惑と苦しみは、ぜひ味わってもらいたい。これは今までにない映画体験でした。私、大満足。劇場で観ていたら慟哭していたかもしれません。

 

アンドリューNDR114

あらすじ

そう遠くない未来のある日。郊外に住むマーティン家に届いた荷物は、父親のリチャードが家族のために購入した家事全般ロボット“NDR114”だった。最新鋭の機能を持ちながらも、礼儀正しく、どこかアナログ感も漂わせるこのロボットは“アンドリュー”と名付けられた。アンドリューの主な仕事は、彼が“リトル・スミス”と呼ぶ末娘の子守り。その仕事を通して、いつしか機械が持つはずのない個性 - 感受性や創造性を見せるようになっていく・・・。

引用:下記サイトより

www.sonypictures.jp

感想

テレビ放送(吹替)にて鑑賞。

単なるSFコメディなのかなと思って見始めたら、めちゃくちゃ哲学的なラブストーリーでした。人生と自由と愛の物語。ロボットに心が宿って、みたいな、私はこういう話に弱い…… 愛する人のために「人間であると認めてもらいたい」と、もがく姿はまさに人間のそれです。最期には他人の承認など無くても当人たちが幸せならそれでよいのだと悟りながら逝去する。思いがけず泣いてしまいました。

 

時計じかけのオレンジ

あらすじ

素晴らしい。並外れた映像、音楽、台詞そして情感の力作。(ビンセント・キャンビー/ニューヨーク・タイムズ) 
巨匠のレンズを覗くと見えてくるもの:それは素晴らしく貴重で、感動に満ちた素晴らしい世界。
喧騒、強盗、歌、タップダンス、暴力。山高帽の反逆児アレックス(マルコム・マクダウェル)は、今日も変わらず最高の時間を楽しんでいた ― 他人の犠牲の上にのみ成り立つ最高の時間を。モラルを持たない残忍な男が洗脳によって模範市民に作りかえられ、再び元の姿に戻っていく。多様な意味での恐怖を込めたアンソニー・バージェスの小説を、キューブリックが近未来に舞台を移し映画化。公開当初、世界中に衝撃を与えたのみならず、栄誉あるNY批評家協会賞の作品賞および監督賞を受賞、さらに作品賞を含む4部門でオスカー(R)にもノミネートされた。現在に至っても『時計じかけのオレンジ』の持つ圧倒的な求心力は、観る者を魅了し続けている。

引用:下記サイトより

warnerbros.co.jp

感想

Amazonプライム・ビデオ(字幕)にて鑑賞。

思わず「なんだこれは」(岡本太郎︎のように)と言ってしまいました。映画というよりアートに近いような。絵作りが独特でしたね。最後のあたり、話の整理が追いつかないうちにいきなり終わったので軽くパニックになりました。

当時の若者言葉なのか、仲間内で使ってる遊び言葉なのか、聞いたことのない単語が連続で出てきて、それに引っ張られ過ぎたかもしれません。(後で調べて知りましたが、「ナッドサット言葉」という、ロシア語と英語を混ぜて作られた人工言語らしいです)

前半の犯行部分が結構キツくて、この部分は人を選びそうでした。特に性被害の描写がダメな人には見せられません。

両親が一切の責任を負わず、他人を家に住まわせて、血のつながった息子の居場所はない状況というのは意味が解らなかったです。文化の違いとかもあるのかな…… というか本当にあなた誰なの……?笑

自分のやった罪で報復されるのは当然の報いなので仕方ないよな、と思う反面、矯正されていようが、更生していようが、反省していようが、それらは関係なく私刑で罰せられる、というのも、なんだかおかしいよな、と思います。

どうにか逃げてきたと思ったら被害者宅で、しかも犯行時の歌を歌う凡ミス。何してんねん……笑

殺すつもりまではなかったにせよ、一度も被害者たちに対して「申し訳ない」と言葉にしていなかったと思うから、「あれは事故」ぐらいに思っていて、本心では反省していないんじゃないかなって気がしますが、どうなんでしょうね。矯正して表面的にアルトラ(超暴力)とやらを食い止めても、精神がアルトラを求めていたら意味がないし……

「社会や政治に絡ませてテーマを大きくしたかったけど止むを得ず出来なかった感」を感じました。というのも後半でギュッとなって、おい待て待て待て何が起きた?ってなってしまいました。

全体的にレベルが高過ぎるのか、私が観るにはまだ早かったのかもしれません……

 

MEN 同じ顔の男たち

あらすじ

夫の死を目の前で目撃してしまったハーパー(ジェシー・バックリー)は
心の傷を癒すため、イギリスの田舎街を訪れる。

そこで待っていたのは

豪華なカントリーハウスの管理人ジェフリー(ロリー・キニア)。

ハーパーが街へ出かけると少年、牧師、そして警察官など
出会う男たちが
管理人のジェフリーと全く同じ顔であることに気づく。

街に住む同じ顔の男たち、廃トンネルからついてくる謎の影、
木から大量に落ちるりんご、
そしてフラッシュバックする夫の死。

不穏な出来事が連鎖し、
“得体の知れない恐怖”が徐々に正体を現し始めるー。

引用:下記サイトより

happinet-phantom.com

感想

映画館(字幕)にて鑑賞。

抽象的過ぎてなんのこっちゃ、な映画。しかしながら、「あれは一体なんだったんだ?」「あれはどういう意味だったんだ?」が脳裏に焼き付き、嫌なんだけどついつい何かを考えてしまう作品。想像力と考察力を試されているのかもしれない……?
最初、男性批判の映画なのかなとも思ったんですが、時間が経つにつれて、もしかしたら"(自称)フェミニスト"と名乗る人たちへの批判でもあるのかも、と思うようになりました。
美しい映像や音楽とは裏腹に、人物たちの行動や見た目の気持ち悪さが際立ちます。グロや気持ち悪いのが苦手な人にはオススメできません。最後の産まれるのを繰り返すシーンとか、拒絶反応を起こす人は結構多そうです。
男性関係で嫌な思いをした人にもオススメ出来ないな、と思います。あるあるだとは思うのですが、思い出して「クソがっ!」ってなっちゃうかもしれないので。
少なくとも新年一発目に劇場で観るような映画ではなかったですね←

 

Swallow/スワロウ

あらすじ

完璧な夫、美しいニューヨーク郊外の邸宅、ハンターは誰もが羨む暮らしを手に入れた。ところが、夫は彼女の話を真剣に聞いてはくれず、義父母からも蔑ろにされ、孤独で息苦しい日々を過ごしていた。そんな中、ハンターの妊娠が発覚する。待望の第一子を授かり歓喜の声をあげる夫と義父母であったが、ハンターの孤独は深まっていくばかり。ある日、ふとしたことからハンターはガラス玉を呑み込みたいという衝動にかられるが…。

引用:下記サイトより

filmarks.com

※公式サイトが消失した(?)ため、リンク先を変更しました(2024/01/06)

感想

Amazonプライム・ビデオ(字幕)にて鑑賞。

フェミニスト映画、ということを後から知ったのですが、確かに、という感じです。主人公の周りは悪態をつきたくなるような人物ばかりで、うぇー……と思いながら観ていました。ラストシーンで賛否を呼んだとのことですが、彼女の決断は正しかったのではないかな、と私は思います。

こちらも男性関係や親族関係で嫌な思いをした人にはオススメ出来ないな、と思います。思い出して「クソがっ!」ってなっちゃうと思うので。

彼女は自分の人生を取り戻せただろうか。どうか幸あれ。

 

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター

あらすじ

世界歴代興行収入No.1の超大作『アバター』が、巨匠J.キャメロン監督自身の手により、人類史上最高の映画シリーズとして新たな奇跡を巻き起こす。それは、「観る」の先にある“超現実”映像体験──神秘の星パンドラの一員となった元海兵隊員のジェイクは、ナヴィの女性ネイティリと家族を築き、子供たちと平和に暮らしていた。再び人類がパンドラに現れるまでは…。神聖な森を追われた一家は、“海の部族”の元へ身を寄せる。だが、この美しい海辺の楽園にも、侵略の手は迫っていた…

引用:下記サイトより

www.20thcenturystudios.jp

感想

映画館(字幕/IMAX3D)にて鑑賞。

普通のテレビで観たら面白さは消えてしまいそうなので、もし観るのであれば劇場で、特にIMAX3Dで観るのがいいと思います(私はIMAX信者)
主人公と戦ってる相手との関係性がよく解らず、状況があまり把握出来なかったので、前作を観てること前提なんだろうなと思います。(観たと思うけど13年前のことなんか覚えてないよ……) 後から知りましたが「え、これ5部作中の2作目!?」ってなりました。大丈夫? 終わる……?

世界観とか、デザインとか、その想像力を具現化する技術とかは本当にすごいし、綺麗でイカしてるなって思うんですが、「面白かった?」って訊かれたら、「いやー……」って言いたいのが本音です。ずっとなんかのデモムービーを見せられてんのかなって気持ちになってました。これがゲームだったらやりたいけどなぁ、みたいな。
あと、これは個人的な問題ではあるんですけど、私は境目がめちゃくちゃ気になっちゃうタイプなので、映像の不統一みたいなのがものすごく気になってしまって、それが一番邪魔でした。ゲームをやってる人には解ってもらえるかもしれないですが、全編通して、FPSが高い時とそうじゃない時みたいなのがあって、私はそれが気持ち悪かったです。あれって揃えること出来ないのかな。

そして3時間はやっぱり長いです…… 綺麗だから観てはいられるんだけど、面白くてあっという間とかでもなく、普通に長いなって感じました。
一番驚いたのは、14歳の少女であるキリ役を、73歳のシガニー・ウィーバー氏が演じているってことです。顔似てるなとは思ったけど、まさかご本人だったとは……すっげぇ……まさにアバター……なんの違和感もありませんでした。技術もすごいけど、役者さんってすごい……

 

すずめの戸締まり

あらすじ

九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽(すずめ)は、
「扉を探してるんだ」という旅の青年・草太に出会う。
彼の後を追って迷い込んだ山中の廃墟で見つけたのは、
ぽつんとたたずむ古ぼけた扉。
なにかに引き寄せられるように、すずめは扉に手を伸ばすが…。

扉の向こう側からは災いが訪れてしまうため、
草太は扉を閉めて鍵をかける“閉じ師”として旅を続けているという。
すると、二人の前に突如、謎の猫・ダイジンが現れる。

「すずめ すき」「おまえは じゃま」

ダイジンがしゃべり出した次の瞬間、
草太はなんと、椅子に姿を変えられてしまう―!
それはすずめが幼い頃に使っていた、脚が1本欠けた小さな椅子。
逃げるダイジンを捕まえようと3本脚の椅子の姿で走り出した草太を、
すずめは慌てて追いかける。

やがて、日本各地で次々に開き始める扉。
不思議な扉と小さな猫に導かれ、九州、四国、関西、そして東京と、
日本列島を巻き込んでいくすずめの”戸締まりの旅”。
旅先での出会いに助けられながら辿りついたその場所で
すずめを待っていたのは、
忘れられてしまったある真実だった。

引用:下記サイトより

suzume-tojimari-movie.jp

感想

映画館にて鑑賞。

万人に好まれるであろうロードムービー的な王道展開でした。

公式でも注意喚起されていますが、災害に関して心の傷を抱えている人は観ないほうがよさそうです。
新海誠氏のアニメはすごいんだけど、ストーリーが私の好みではないことが多くて、毎回「綺麗だったなぁ」以外にあんまり感想が出てこないんですよね…… 劇中でRADWIMPSの楽曲を使いまくる演出をやめたのは英断だったと思います。『君の名は。』や『天気の子』の2作品と比べると、今回のが一番好きでした。
アニメ映画を観るときに私は毎回困ってしまうんですが、「映画」として好きかどうか、ということを判断するのがすごく難しいんですよね。ストーリーが、作画が、キャラクターが、演出が、背景が、とかっていろいろ要素はあるんですが、それが「アニメ」だから好きなのか、「映画」だから好きなのか、というのは少し違う種類のような気がしているので、とても難しいなと感じます。

 

コンフィデンスマンJP 英雄編

あらすじ

これは、コンフィデンスマン誕生の秘密に迫る物語―――
“英雄”と謳われた詐欺師〈三代目ツチノコ〉が死んだ。
その元で腕を磨いた過去を持つダー子、ボクちゃん、リチャード。
当代随一の腕を持つコンフィデンスマンによって密かに受け継がれる〈ツチノコ〉の称号をかけ、3人の真剣勝負がはじまる。
舞台は世界中のセレブが集まる世界遺産の都市〈マルタ島ヴァレッタ〉。
狙うは、莫大な財を成し引退したスペイン人の元マフィアが所有する、幻の古代ギリシャ彫刻〈踊るビーナス〉。
それぞれの方法でオサカナに近づく3人だったが、そこに警察さらにはインターポールの捜査の手が迫っていた・・・。
果たして最後に笑うのは誰なのか!?
まったく先の読めない史上最大の騙し合いが始まる!!
そして、本当の〈英雄〉、最後の〈真実〉とは—!?
ザ・ラストコンゲームグランドフィナーレバトルロワイヤル、いざ開幕!!

引用:下記サイトより

confidenceman-movie.com

感想

テレビ放送にて鑑賞。

ジェシーとスタアのための映画だなと思いました。ちゃんと2人の活躍の場面を設けてくれたことがすごく嬉しかったです。あとは概ね通常運転、安定の面白さでした。
シリーズをずっと観ている人にとっては仕掛けが全部バレてしまっていて、「どうせ最後に全部ひっくり返すんだろ?」というのが見えてしまっているので、意外な驚きとかではない部分で観客を楽しませなければならなくなってきて、本を書くのが大変そうだなと感じます。シリーズを通して1話完結に近い形なので、これまでのシリーズ作品を観てない人でも楽しむことは出来そうです。

 

かがみの孤城

あらすじ

そこは、私の世界を変える入口でした――
学校での居場所をなくし部屋に閉じこもっていた中学生・こころ。
ある日突然部屋の鏡が光り出し、
吸い込まれるように中に入ると、そこにはおとぎ話に出てくるようなお城と見ず知らずの中学生6人が。
さらに「オオカミさま」と呼ばれる狼のお面をかぶった女の子が現れ、
「城に隠された鍵を見つければ、どんな願いでも叶えてやろう」と告げる。
期限は約1年間。
戸惑いつつも鍵を探しながら共に過ごすうち、7人には一つの共通点があることがわかる。
互いの抱える事情が少しずつ明らかになり、次第に心を通わせていくこころたち。
そしてお城が7人にとって特別な居場所に変わり始めた頃、ある出来事が彼らを襲う――――
果たして鍵は見つかるのか?なぜこの7人が集められたのか?
それぞれが胸に秘めた〈人に言えない願い〉とは?
全ての謎が明らかになるとき、想像を超える奇跡が待ち受ける――

引用:下記サイトより

movies.shochiku.co.jp

感想

映画館にて鑑賞。

叙述トリック入門編といった感じです。この手の作品を散々通ってきた大人が、感動や驚きを求めて観に行くような内容ではないと思います。その点に関しては『カメラを止めるな!』を観た後と同じ気持ちになりました。映画やドラマ、小説など、そういった作品にあまり触れてこなかった人たちにとっては、伏線回収への驚きを感じることが出来るかもしれません。
ただ、中学生から高校生ぐらいの方々、あるいは親御さんたちが観たら、なんらかの救いや教訓は得られるのかな、とは思います。
どうでもいいけど、「真実はいつも一つ!」の一言でめちゃくちゃ冷めてしまったので、個人的には入れないでほしかったです。あ、高山さんだな?(ニヤニヤ)、に留めてほしかったな。

いわゆる"イジメ"などの怖いシーンを怖いシーンとして描写することに関して、批判の声もあがっていたようですが、私はあれでよかったと思います。ただ、そういったシーンが単純に苦手な人や、関連する心の傷を抱えた人が、何も知らずにそういうシーンに遭遇してしまう、ということは、ままあると思うので対応の難しさを感じます。だからといって、全てに注意喚起を付けるのも違うんじゃないかな、とも思いますが……

 

ライトハウス

あらすじ

孤島にやって来た2人の灯台
海が荒れ狂うとき、隠された秘密が暴かれてゆく――
1890年代、ニューイングランドの孤島に2人の灯台守がやって来る。 彼らにはこれから4週間に渡って、灯台と島の管理を行う仕事が任されていた。 だが、年かさのベテラン、トーマス・ウェイクと未経験の若者イーフレイム・ウィンズローは、そりが合わずに初日から衝突を繰り返す。 険悪な雰囲気の中、やってきた嵐のせいで2人は島に孤立状態になってしまう。

引用:下記サイトより

transformer.co.jp

感想

Amazonプライム・ビデオ(字幕)にて鑑賞。

7割ぐらい意味が解りませんでした。助けて……笑
この手の映画を作る人はみんな暗喩大好きか。大好きなのか。

画面比率が正方形に近い&モノクロの映画ですが、白黒がパッキリしているわけではないので、目を凝らしても何が映っているのかよく判らない場面が多かったです。画質的なことは映画館で観ていたら違ったのかもしれませんが、内容的には映画館で観なくてよかったな、ってなっちゃいました。

とりあえずあれですか…… 神話とか聖書とかを履修しないと、大体の作品がきちんと受け取れない感じなんですかね…… この作品に関しては、おそらくギリシャ神話、特にゼウスとプロメテウスのことを予習しておいたほうが楽しめるんじゃないでしょうか。先に言っといてよ←

 

YAMAKASI ヤマカシ

あらすじ

自分の身一つでビルをよじ登り、屋上から屋上へと飛び回る7人の若者グループ「ヤマカシ」。彼らは子供や若者たちのヒーローとしてリスペクトされていたが、大人たちからは危険な集団だとして白眼視されていた。そんなある日、心臓疾患がある少年・ジャメルが彼らの真似をしようとし、誤って高所から転落してしまう。責任を感じたヤマカシはジャメルを見舞うが、彼の命を救うには24時間以内に緊急手術を行わなければならないという診断結果を告げられた。しかし病院の理事長は「手術費として40万フランを揃えない限り、絶対に手術は行わない」と言い張る。そこでヤマカシは、理事長をはじめとする病院の上層部関係者から金を盗み出すことにする。当初はうまく計画を進めていたが、彼らを目の敵にする警察の包囲網は徐々に狭まっていく。果たして、ヤマカシは24時間以内に費用を集めることが出来るのか?

引用:Wikipediaより

filmarks.com

感想

テレビ放送(吹替)にて鑑賞。

シンプルに説明するとパルクール映画です。「パルクール」を世に広めるのに一役買った作品らしいですが、今だったら観ても観なくても人生に影響はなさそうな気が……(スゴイ・シツレイ

アクションは確かにすごいけど、ストーリーについてはオマケのように感じてしまいました。スポーツ好きの人が観たら、また違った感想になるのかもしれません。

とはいえ、リュック・ベッソン氏が関わっている作品は面白いものが多いので、観て後悔するほどの作品でもないかな、とは思います。細かいことは気にしないからカッコいいパルクールが観たいって人は観てみるといいかもしれません。

 

以上、2023年1月中に観た映画の感想まとめでした。