エンタメ消化器官

様々なエンタメ作品に対する個人的な感想

今年の感想、今年のうちに。-4月~8月編-

まえがき

4月に体調を崩して以来、このブログをサボり過ぎて、感想をまとめ損なっていたので、一気にまとめることにしました。

4月~8月編、9月~12月編に分けてまとめます。

よろしければお付き合いください。

 

※ネタバレをいとわない形で書いています。未鑑賞の方や、ネタバレを一切踏みたくないという方が閲覧する場合はご注意下さい。

鑑賞した作品一覧(2023年4月~8月)

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り
ハロウィンTHE END
ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
岸辺露伴 ルーヴルへ行く
劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE
怪物
M3GAN ミーガン
スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース
リバー、流れないでよ
ディスタービア
黄金狂時代
カーズ
君たちはどう生きるか
遊星からの物体X
ダーティハリー
ダーティハリー2
ダーティハリー3
ダーティーハリー4
ダーティーハリー5

 

基本的に鑑賞順に羅列していますが、
シリーズものだけは連続して並べています。
頭に「★」がついているものは、私のお気に入り作品です。

以下にそれぞれのあらすじと感想をまとめていきます。

 

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り

あらすじ

さまざまな種族やモンスターが生息する世界、フォーゴトン・レルム。盗賊のエドガンと相棒の戦士ホルガは、闇の組織に仕える超ヴィランたちに殺されたエドガンの妻を生き返らせるため、さらわれた娘を助けるために旅に出る。そんな二つの目的を遂げるためには、特殊能力を持った仲間と、運命を握るアイテムが必要と分かる。そこで、二人は名家出身の魔法使いサイモンと、自然の化身のドリック、そしてある秘密を知る聖騎士のゼンクとパーティを組むことに。決してヒーローではないアウトローたちが全世界を脅かす超ヴィランの陰謀に対峙することになる――

引用:下記サイトより

paramount.jp

感想

映画館(字幕)にて鑑賞。

めちゃくちゃくちゃくちゃ面白かったです。ファンタジー・アクション・コメディどれをとっても最高でした。「これこれ、こういうのが観たかった!亅という感じ。

私はドリック推しです。髪の色とツノ可愛い。変身能力とか、格好良さと可愛さを備えたアウルベアとか、腕につけたスリングとか、トリックスター感があって好き。それぞれキャラが立っているので役割がハッキリしていて解りやすいです。

元ネタを一切知らずともしっかり楽しめるし、元ネタを知っている人はさらに楽しめる、というのを両立している稀有な作品。すごい。

ぜひ続編を作ってほしいです。

 

ハロウィンTHE END

あらすじ

殺人鬼ブギーマンことマイケル・マイヤーズが再びハドンフィールドを恐怖に陥れた事件から4年が経ち、街は少しずつ平穏な日常を取り戻しつつあった。マイケルの凶刃から生き延びたローリー・ストロードは孫娘のアリソンと暮らしながら回顧録を執筆し、40年以上にわたりマイケルに囚われ続けた人生を解放しようとしていた。
しかし、暗い過去をもつ青年コーリーが、4年間、忽然と姿を消していたマイケルと遭遇したことをきっかけに、新たな恐怖が連鎖し始める。ついにローリーは、長年の因縁に決着をつけるべく、マイケルと最後の対峙を決意するー!!

引用:下記サイトより

filmarks.com

※公式サイトが消失(?)したため、リンク先を変更しました(2023/01/06)

感想

映画館(字幕)にて鑑賞。

しっかり決着をつけてくれてスッキリ。

3作目ともなるとダレるかなと思いきや、2作目よりも満足度の高い仕上がりになっていました。グロ表現はいつものことながら痛そうなので、苦手な人には見せられないなって感じです。

ブギーマンを求めブギーマンに仕立ててしまう亅、「人の悲しみや絶望を自分のものにしてしまう亅というのは、まさに現代的。ホラーだけどメッセージ性も感じる作品でした。

 

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー

あらすじ

ニューヨークで配管工を営む双子の
兄弟マリオとルイージ
謎の土管で迷いこんだのは、魔法に満ちた新世界。
はなればなれになってしまった兄弟が、
絆の力で世界の危機に立ち向かう。

引用:下記サイトより 

www.nintendo.co.jp

感想

映画館(吹替)にて鑑賞。

ゲームの要素も取り入れつつ、エンターテイメント映画としてワクワクさせるのがとても巧い映画でした。

家族全員で楽しめると思います。戦うピーチ姫カッコいい。歌うクッパ可愛い。

 

岸辺露伴 ルーヴルへ行く

あらすじ

特殊能力を持つ、漫画家・岸辺露伴は、青年時代に淡い思いを抱いた女性から
この世で「最も黒い絵」の噂を聞く。
それは最も黒く、そしてこの世で最も邪悪な絵だった。
時は経ち、新作執筆の過程で、その絵がルーヴル美術館に所蔵されていることを知った露伴
取材とかつての微かな慕情のためにフランスを訪れる。
しかし、不思議なことに美術館職員すら「黒い絵」の存在を知らず、
データベースでヒットした保管場所は、今はもう使われていないはずの地下倉庫「Z-13倉庫」だった。
そこで露伴は「黒い絵」が引き起こす恐ろしい出来事に対峙することとなる…。

引用:下記サイトより

kishiberohan-movie.asmik-ace.co.jp

感想

映画館にて鑑賞。

原作を読んでいたので、「映画にするには短過ぎるのでは?」と心配していましたが、しっかり肉付けされていて、見応えバッチリになっていました。

ドラマで作り上げてきた雰囲気を壊さず、原作へのリスペクトも忘れず、大変満足度の高い仕上がりでした。

件の黒い絵は原作のままでも良かったんじゃないかなって気はしますが……

 

劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE

あらすじ

2118年1月。公安局統括監視官として会議に出席していた常守朱のもとへ、外国船舶で事件が起きたと一報が入った。同じ会議に出席していた厚生省統計本部長・慎導篤志とともに現場に急行する朱だったが、なぜか捜査権は外務省海外調整局行動課に委ねられていた。船からは、篤志が会議のゲストとして呼んだミリシア・ストロンスカヤ博士が遺体となって発見される。事件の背後には、行動課がずっと追っていた〈ピースブレイカー〉の存在があった。博士が確立した研究…通称〈ストロンスカヤ文書〉を狙い、〈ピースブレイカー〉の起こした事件だと知った刑事課一係は、行動課との共同捜査としてチームを編成する。そこには、かつて公安局から逃亡した、狡噛慎也の姿があった――。博士が最後に通信した雑賀譲二の協力を得て、文書を手に入れるべく出島へ向かった一係だったが…。
〈ストロンスカヤ文書〉を巡り、予想を超えた大きな事件に立ち向かっていくこととなる朱と狡噛。その先には、日本政府、そしてシビュラシステムをも揺るがす、ある真実が隠されていた。ミッシングリンクをつなぐ〈語られなかった物語〉が、ついに明らかになる――。

引用:下記サイトより

psycho-pass.com

感想

映画館にて鑑賞。

出来事を淡々と並べて描かれているのと、主人公と観客の状況の乖離が大きくなってしまって、テレビアニメ1期に比べると感情の移入先がなかったです。相変わらずアクションの描写は安心のProduction I.Gだなって感じでしたが、話の内容が小難しいうえ(それは元からだけど)、エンターテイメント性にいまいち欠ける展開と演出が勿体なく感じてしまいました。テーマとギミックは面白いのに活かしきれてない感……

シリーズ、特に1期だけでも観ていないと、なんのこっちゃ解らんと思うので、初見での今作はオススメ出来ないです。

ちなみに私は観に行く直前に1期だけを全部観ました。2期、3期の内容はうっすら知ってる程度です。そんな感じで今作を観て、意味は解るんだけど純粋に「面白かったか?」と訊かれると頭を抱えてしまいました。サイバーパンクどこいっちゃったのかしら…… 全体的に派手さというか、盛り上がりが足りず、観終わった後に何も残らない一番よくないパターンな気が……

 

怪物

あらすじ

大きな湖のある郊外の町。
息子を愛するシングルマザー、
生徒思いの学校教師、そして無邪気な子供たち。
それは、よくある子供同士のケンカに見えた。
しかし、彼らの食い違う主張は次第に社会やメディアを巻き込み、
大事になっていく。
そしてある嵐の朝、子供たちは忽然と姿を消した―。

引用:下記サイトより

gaga.ne.jp

感想

映画館にて鑑賞。

流石の坂元裕二様。シナリオ、構成、セリフ回し、お見事にございます。出来事は同じなのに視点によって意味が変わる。決めつけや思い込みが知らず知らずのうちに誰かを追い込んだり、傷つけていることがある。フィクションではあるけれど、現実としっかりと地続きになっていると感じました。理解できないから、自分と違うから、大多数と違うから、それらが恐ろしくて「こいつは怪物なんだ」ということにしてしまう。自分が勝手に相手を怪物にしているだけで、本当は怪物など存在しない。それなのに「怪物は退治しなければならない。自分や大切な人を守るためにも」という気持ちが攻撃に転じさせてしまう。

怪物がいるのだとしたら、それは目に見えない、その場のちょっとしたノリであったり、立場であったり、同調圧力であったり、良くも悪くも想像力であったり。この映画はそういう、「目に見えない怪物」を見事に描いていると思います。素晴らしいミスリード。多くの人に観てほしい、そしてほんの少しでも考えてほしい。あらゆる角度からの視点を、自分以外の人の視点を、一瞬でもいいから自分の中に置いてみてほしい。そう思える作品でした。

一転、オリジナルシナリオではラストが若干違うという…… 個人的にはこっちのままでもよかったんじゃないかと思うわけですが…… 想像の余白を残すという意味で変えたのかな……

ちなみに私は映画のラストを、「二人は別の世界へ行った(=死)」と、受け取ってしまったのですが、製作陣のインタビュー記事を渡り歩いてみた限り、そういうことではなかったようです。光の中へと楽しげに駆けていく二人のシーンは、自由で希望のある世界を表現しているとのこと。あのシーンの雰囲気だと間違って受け取っている人も割と多いのでは、って気もしますが、どうなんだろう。

それと、宣伝用のトレーラーがサスペンス調なのは、よくないミスリードだなって感じました。かといって、主題に重きを置き過ぎるとネタバレになってしまうんだろうなっていうのも解るので、ある意味では正解だったのかなとも思います。ただ、そういう内容ではないし…… うーん…… 難しいですね…… こんな感想ブログを書いておきながら言うのもなんですが、未鑑賞の方にはぜひ前情報ゼロで観てもらいたいです。

 

M3GAN ミーガン

あらすじ

おもちゃ会社の優れた研究者であるジェマ(アリソン・ウィリアムズ)は、子供にとって最高の友達であり、親にとって最大の協力者となるようにプログラムした、まるで人間のようなAI人形<M3GAN(ミーガン)>を開発している。ある日、交通事故で両親を亡くし孤児となった姪のケイディ(ヴァイオレット・マッグロウ)を引き取ることになったジェマは、ミーガンに対し「あらゆる出来事からケイディを守るように」と指示し、力を借りる事にするが、その決断は想像を絶する事態を招くことになる―。

引用:下記サイトより 

filmarks.com

※なぜか公式サイトが繋がらない(怖い)ので、Filmarks様のリンクを貼らせていただきます。

感想

映画館(字幕)にて鑑賞。

概ね想像通りでした。PV以上のシーンや展開は特になし。これは個人的な好みですが、ミーガンには最後までユーザーに未練を持っていてほしかったです。「恩知らずのクソガキが」と、なんの葛藤もなくストレートにエネミー化してしまったので、ちょっとシンプル過ぎやしないかと思ってしまいました。まあホラーだからそれでいいんだろうけども。

 

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース

あらすじ

ピーター・パーカー亡きあと、スパイダーマンを継承した高校生マイルス。共に戦ったグウェンと再会した彼は、様々なバースから選び抜かれたスパイダーマンたちが集う、マルチバースの中心へと辿り着く。 
そこでマイルスが目にした未来。それは、愛する人と世界を同時には救えないという、かつてのスパイダーマンたちが受け入れてきた<哀しき定め>だった。それでも両方を守り抜くと固く誓ったマイルスだが、
その大きな決断が、やがてマルチバース全体を揺るがす最大の危機を引き起こす…。 
<運命>を変えようとするマイルスの前に立ちはだかる、無数のスパイダーマンたち。 
史上かつてない、スパイダーマン同士の戦いが始まる! 

引用:下記サイトより

www.sonypictures.jp

感想

映画館(吹替)/4DXにて鑑賞。

とりあえず4DXはもういいかな←

相変わらず絵的な表現力は最高でした。アクションシーンを見逃さないために吹替にしましたが、これも正解でした。4DXゆえ、座席が結構揺れるのもあって、内容に集中出来ないという弊害が…… これで字幕だったら途中で観ることを諦めていたと思います。

2部作の1作目とのことで、その足掛かりが出来たところで終わってしまっているので、全体的に盛り上がりは控えめに感じました。

インド版?のスパイダーマンのノリが好きでした。「チャイティー? チャイがお茶って意味なのに?(怒)」ってくだりめっちゃ好き。

 

リバー、流れないでよ

あらすじ

舞台は、京都・貴船の老舗料理旅館「ふじや」。
静かな冬の貴船。ふじやで働く仲居のミコトは、別館裏の貴船川のほとりに佇んでいたところを女将に呼ばれ仕事へと戻る。
だが2分後、なぜか再び先ほどと同じく貴船川を前にしている。
「・・・・?」

ミコトだけではない、番頭や仲居、料理人、宿泊客たちはみな異変を感じ始めた。
ずっと熱くならない熱燗。なくならない〆の雑炊。永遠に出られない風呂場。自分たちが「ループ」しているのだ。しかもちょうど2分間!

2分経つと時間が巻き戻り、全員元にいた場所に戻ってしまう。
そして、それぞれの“記憶”だけは引き継がれ、連続している。
そのループから抜け出したい人、とどまりたい人、それぞれの感情は乱れ始め、
それに合わせるように雪が降ったりやんだり、貴船世界線が少しずつバグを起こす。
力を合わせ原因究明に臨む皆を見つつ、ミコトは一人複雑な思いを抱えていた―――。

引用:下記サイトより

www.europe-kikaku.com

感想

映画館にて鑑賞。

うまくまとまっていて楽しめました。よくある設定ではあるので、ギミックや構成に対しては特別感動するほどでもないかな、という感じですが、どんな人が観ても楽しめる、タイムループコメディになっていたと思います。ボケ数はもっと増やせそうな感じもしましたが、映画ということを考えると塩梅としては丁度いいのかもしれないです。

大抵の場合、タイムループものって観測者(ループしていると気付いている人)は一人のイメージがあるのですが、全員が観測者のパターンは初めて観たので面白かったです。

 

ディスタービア

あらすじ

トランスフォーマー」のシャイア・ラブーフ主演によるサスペンス・スリラー。父親を自動車事故で亡くした青年ケールは、自暴自棄になって学校で教師を暴行し、3カ月の自宅軟禁処分を受ける。暇を持て余した彼は、友人たちと共にゲーム感覚で近所の覗き見をするように。そんなある日、ケールは血まみれのゴミ袋を引きずる人影を目撃する。時を同じくして、世間では赤毛の女性ばかりが行方不明になる事件が続発しており……。

引用:下記サイトより

eiga.com

感想

テレビ放送(吹替)にて鑑賞。

内容的にも映像的にも真新しい点は見当たらず、可もなく不可もない作品でした。

殺人鬼と疑わしき隣人は本当に殺人鬼でしたってオチなので、なんの捻りも驚きもないです。白骨死体やら腐乱死体やら少なくとも5人は見つかってたように見えたけど、たった2年住んでただけで、死体ってあそこまでの状態になるんでしょうか……

人ん家の設計図なんてどっから手に入れたんだろう……

あと、この人達なんですぐ通報しないで自分で突っ込んでくんだろう…… それだけ警察を当てにしてないってことなのかもしれないけど…… 実際警官もすぐ殺されたし……

とりあえず、得られたことは「交通事故、怖……」ってことぐらいです。それ以上の映像はなかったです。電話しながら運転するのはやめよう。そんでヤバい運転をする車とは車間距離をしっかり取ろう。

父親が死んだくだりが後々なんか効いてくるのかと思ったけどなんもなかった……

何かもっと出来たんじゃなかろうか……

 

黄金狂時代

あらすじ

チャールズ・チャップリンが監督・脚本・製作・作曲・主演を務め、黄金を求めて雪山へやって来た人々が繰り広げる騒動を、映画史上に輝く名シーンの連続で描いたコメディ。

ゴールドラッシュに沸くアラスカ。一獲千金を夢見て雪山に足を踏み入れたチャーリーは道中で猛吹雪に遭い、山小屋に避難する。そこには指名手配中の凶悪犯ラーセンが潜んでおり、さらに金鉱を発見したビッグ・ジムも転がり込んでくる。3人は小屋の中で猛烈な飢えと寒さに苦しむことに。その後、町を訪れたチャーリーは酒場で出会ったジョージアに一目ぼれするが……。

引用:下記サイトより

eiga.com

感想

テレビ放送(字幕)にて鑑賞。

チャップリンの作品を初めて鑑賞しました。

不愉快な部分もなく、フフフッと笑えるような大変お上品な喜劇でした。大胆で大掛かりなセットの使い方とか、ドリフの源流なのかな。英国紳士的な振る舞いが、スマートさと面白さを兼ね備えていてカッコよかったです。

 

カーズ

あらすじ

ディズニー&ピクサー史上最高の感動と興奮が詰まったファンタジー・アドベンチャー。若き天才レーサー、マックィーンは、「レースでトップになることだけが人生の全て」と信じて疑わない身勝手な性格。そんなマックィーンが、チャンピオン決定戦へと向かう途中で迷い込んだ田舎町《ラジエーター・スプリングス》。その町の個性的な住民、サリー、メーター、ドック・ハドソンらとの人情味あふれる触れ合いによって、次第にマックィーンの心には変化が表れ始める。やがて彼は、ゴールを勝ち取ることよりも、もっと大切なことに気づいていくのだが…。

引用:下記サイトより

www.disney.co.jp

感想

テレビ放送(吹替)にて鑑賞。

観るのは2度目のはずなのに、ほぼ内容を覚えていませんでした←

「レースカーって乗用車と違って、色々ついてないんだな」という学び。

ストーリーは立ち上がりからラストまで割と完璧な流れだな、と感じました。老若男女、誰でも楽しめると思います。個人的にはこの頃ぐらいのピクサーが好きだったなぁ……

 

君たちはどう生きるか

あらすじ

宮崎監督の記憶に残るかつての日本を舞台に、自らの少年時代を重ねた、自伝的要素を含むファンタジー

母親を火事で失った少年・眞人(まひと)は父の勝一とともに東京を離れ、「青鷺屋敷」と呼ばれる広大なお屋敷に引っ越してくる。亡き母の妹であり、新たな母親になった夏子に対して複雑な感情を抱き、転校先の学校でも孤立した日々を送る眞人。そんな彼の前にある日、鳥と人間の姿を行き来する不思議な青サギが現れる。その青サギに導かれ、眞人は生と死が渾然一体となった世界に迷い込んでいく。

引用:君たちはどう生きるか : 作品情報 - 映画.comより抜粋

www.ghibli.jp

感想

映画館にて鑑賞。

あいも変わらず圧巻の作画。冒頭の火事のシーンや、主人公の夢の中のシーン、インコやワラワラなど、同じ姿をしたものが大量に押し寄せてくるようなシーン等はすごい表現力でした。しかし内容はいつものジブリ。それ以上でも以下でもなく、宮崎駿ジブリ。ファンタジー要素を持った冒険ストーリー。正直、タイトルからもっと説教くさい作品が来るのかと思っていたのですがそんなことはなく、かといって何も考えさせられないわけでもなく。メッセージ性どうこうよりも、駿さんが今作りたい作品を作った、ということなのかなと思います。

個人的には頭を殴られて目を覚めさせられるような衝撃のある作品が観たかったので、その勝手な期待からはかなり乖離してしまい、めちゃくちゃ失礼なのは承知ですが、観終わった時「こんなもんか」と思ってしまいました。

宣伝を打たなかったのは正解だったと思います。こんな感想ブログを書いておきながら言うのもなんですが(2回目)、この作品は変な先入観を持たずに観たほうが面白いんじゃないでしょうか。前情報を何も入れずに観たほうがいいという意味では、予告編とかがなくてよかったなと思います。

 

遊星からの物体X

あらすじ

1982年の冬、南極基地にいる12人の隊員が10万年以上も氷の中に埋まっていたエイリアンを発見する。氷が溶け出てきたエイリアンは、次々と形態を変えながら隊員たちに襲いかかる。

引用:下記サイトより

filmarks.com

感想

テレビ放送(吹替)にて鑑賞。

人狼』や『AMONG US』のようなイメージの映画でした。宇宙生命体の見た目がとっても気持ち悪いです……

疑心暗鬼と猜疑心から物語が展開していくので、ドキドキは出来ます。ただ特別これといって書けることがない……←

 

ダーティハリー

あらすじ

サンフランシスコ。ビルの屋上のプールで泳いでいた女性が射殺される事件が発生。「さそり」と名乗る犯人から市当局に、10万ドル払わなければ、殺人を続けるとの脅迫状が届く。市警察の刑事ハリー・キャラハンが捜査に当たるが…。

引用:下記サイトより

filmarks.com

感想

テレビ放送(字幕)にて鑑賞。

はー、なるほどカッコいい……

犯人の動機や行動原理は全く解らないし、なんでやねんと思うところもありますが、ハリーのカッコよさを観るための映画だと思えば全然平気です。台詞回しが絶妙でいい皮肉屋でした。

最初、吹替で観ようと思ったのですが、声を聞くとどうしてもルパン三世の顔が浮かんでしまい、これは完全に鑑賞の邪魔になると思ったので字幕に切り替えることに。どうでもいいけど、テレビ放送の字幕って、表示される秒数を考えて文字を削ったりしてないから、すごく読みづらいですね。

 

ダーティハリー2

あらすじ

完全武装した警官らしきグループによる射殺事件が相次いで発生。殺されたのは麻薬組織の大物など悪党ばかりだった。サンフランシスコ市警のハリー・キャラハン刑事は独自に捜査を開始。そして白バイ隊員・デイヴィスとその仲間たちが犯人だと突き止めるが…。

引用:下記サイトより

filmarks.com

感想

テレビ放送(字幕)にて鑑賞。

1の最後で警察を辞めたのかなと思ったら普通に警察を続けていたので、ちょっと謎でした。クリントイースト・ウッドの立ち振る舞いや佇まいのカッコよさはそのままでした。

今となってはストーリー展開ではありますが、偉大な礎の一つなのだろうなと思います。「ダーティハリー症候群」という言葉を初めて知りました。今作はまさにその罹患者との対決。ハリーも法を犯しながら自分の正義を通してはいるけれど、彼はそのことに対して自覚があるし、心の底から善行だと思ってやっているわけではなくて。彼の根底には「悪人でも法の中で裁くべき」というのがあるけれど、それが社会的システムとして正しく執行されていないことへの葛藤が見えるところが、キャラクターとしての深みを与えていると思います。渋いなぁ。

 

ダーティハリー3

あらすじ

相変わらず荒っぽく事件を解決するサンフランシスコ市警の刑事・ハリーの前に、彼さえも一目置くほどの根性と正義感を持つ婦人警官・ムーアが現れる。一方、ハリーの相棒・フランクは、過激派グループの事件に巻き込まれて瀕死の重傷を負ってしまう。

引用:下記サイトより

filmarks.com

感想

テレビ放送(字幕)にて鑑賞。

テロリストと思いきやただの金の亡者だった、とか、女性の社会進出について、とか、芯を食いそうで食わない内容でした。

ハリーの相棒って毎回必ず死んでいるし、今回も例に漏れず死ぬわけで。なので、「どんなに頑張っても女性は仕事では役に立たないって言いたいの?」 みたいに曲解しちゃう人もいそうだな、とか。かと言って、女性だからという理由で特別に生きながらえさせるのも不自然だし。性別とかは関係なく、単純に「ハリーの相棒」というポジションだから脚本に殺されたんだろうなって思ってます。ある意味、平等に扱ってると言えなくもない←

1、2に比べるとハリーのカッコよさが引き立てられているわけでもないし、いまいちどうしたかったのかよく解らない作品でした。

 

ダーティハリー4

あらすじ

サンフランシスコの丘。車の中で男の急所を撃ち抜くという事件が発生。そんななか、サンフランシスコ市警のハリー・キャラハンは、過激で無謀な捜査が原因でサン・パウロ出張を命じられる。しかし、この街でも同じ手口の連続殺人事件がハリーを待っていた。

引用:下記サイトより

filmarks.com

感想

テレビ放送(字幕)にて鑑賞。

最後のメリーゴーランドで死ぬやつをやりたかっただけなのでは感がすごい←

ハリーの彼女に対する判断は、警察官としては間違いだけど、ハリー・キャラハンというキャラクターとしては正しいあり方だと思いました。泣けるぜ。

 

ダーティハリー5

あらすじ

サンフランシスコ市警察の名物刑事、ハリー・キャラハン。彼が新しい相棒である中国人・クワンと殺人事件を捜査していると、女性リポーター・サマンサに出会う。ある日、強盗事件に遭遇したハリーは、自身も死亡予想ゲームに巻き込まれていることを知る。

引用:下記サイトより

filmarks.com

感想

テレビ放送(字幕)にて鑑賞。

ジム・キャリー最高過ぎる!」と思って観ていたら早々に退場して笑ってしまいました。なんてこった。リーアム・ニーソンも若かったです。

爆弾を積んだラジコンを爆走させていたけど、あんなに激しい衝撃とか振動とか大丈夫なの?と思ったり。

シリーズ内で唯一生き残った相棒。おじいちゃんのおまじないのおかげかな(防弾チョッキだけど

監督か脚本家か判りませんが、マスコミの在り方に苦言を呈したかったんだろうなと感じました。自分達の利益の為だけに被害者を利用する構造。それは外国でも同じのようです。

 

以上、「今年の感想、今年のうちに。-4月~8月編-」でした。

次回は、9月〜12月編です。今年中にどうにかまとめたい←